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リアス・バイシャスD.O.()はスペインのワイン原産地呼称のひとつで、ガリシア州の5つあるワイン原産地呼称のひとつ。1980年に特定呼称アルバリーニョ(Denominación Específica Albariño)として設立され、1988年に原産地呼称(denominación de origen)に認定された。 ブドウ耕作面積は2,700hにおよび、180ものワイン醸造業者が生産にあたっている。リアス・バイシャスはガリシア州最大の生産量で、55の醸造企業が年産25,000l以上を生産、そのうち20社が75,000lを超える。リアス・バイシャス全体の生産量は1000万lに上る。 ビーゴ近郊の観測地点(北緯42.24度、標高261m)における生育期の平均気温は摂氏16.8度であり、年降水量は1786mm、収穫月である9月の降水量は102mmである。この地域のブドウ栽培の難点としては、灰色かび病や強風などが挙げられる。 == サブ地域 == リアス・バイシャスはバル・ド・サルネス、コンダード・ド・テア、オ・ロサル、ソウトマヨール、リベイラ・ド・ウジャの5つのサブ地域に分けられる。アルバリーニョ種単一のものはスペイン内外で高く評価されており、スペインの他地方をはじめ、ドイツ、アメリカ、イギリス、フランス、スイス、日本、スウェーデンなど多くの国に輸出されている。 ブドウ栽培面積の半分以上、ワイン生産量の2/3以上はバル・ド・サルネスが占めている。バル・ド・サルネスに続くのがオ・ロサルとコンダード・ド・テアであり、ソウトマヨールとリベイラ・ド・ウジャはふたつ合わせてもブドウ栽培面積の4%、ワイン生産量の2%に過ぎない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リアス・バイシャス (DO)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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